備えあれば憂いなし
備蓄を始めている。
よく言われている、「救援が来るまでの3日間の備え」では、間に合わんだろうと思ってしまう。ローリングストックは合理的な備蓄方法だけど、それくらいでは足りんだろうと思ってしまうのだ。
まずは有事が起きた際、スーパーに殺到しないで済むだけの準備はしておきたい。何割かの世帯があらかじめ備えていれば、それだけ殺到する人数も減るし、全体的なパニックも緩和されるだろう。
漠然と不安を抱えて暮らすのはイヤだ。
こうなったら不安の種をひとつずつ解消してゆこう。
水、食糧、電池、カセットコンロ、ガス、灯油、灯油ストーブ、ロウソク、マッチ、ホカロン、ランタン、懐中電灯、ラジオ、ヘルメット、ヘッドライト、ウェットティッシュ、トイレットペーパー、サニタリー用品、アルミホイル、サランラップ、バンドエイド、ロープ、レジャーシート、アルミシート、飯盒(メスティン)、ノート、マジック、現金、ビニール袋、軍手、ソーラーライト、充電器、養生テープ…
2019年の台風15号、19号の後に基本的な防災用グッズを揃え始め、最近は食品を毎日少しずつ買ってきている。海外での食品価格の高騰ぶりをYouTubeなどで聞くたびに、胃が締め付けられるようになる。
どんなに今物が溢れていても無くなる時は一瞬。もう何度かその光景を見たじゃないか。
超大型台風が来るとなった時、養生テープが消えた。電池も売り切れた。カップ麺などもいっきに無くなった。近くのホテルは瞬時に予約一杯になった(高層に避難するため)。ガソリンスタンドは超長蛇の列になることは必至だし。
もう私たちは経験してきているのだから、その経験から学んでいないとだめなんだ。
でも、いくら水や食品や燃料を買い足していっても、いつかは尽きてしまう日が来るのだ、と思わざるを得ない。
じゃあ、どうすればいい?
【雨水を溜めるべし!】
水に関しては雨水タンクを設置しようかと思った(雨水タンクについては行政が補助金を出している所あり。調べてみてくださいね)。でもこのタンク相当にデカい。100ℓくらいのものから500ℓくらいまでサイズはいろいろあるが、東京都の家には相当な圧迫感がある。そして、結構汚れが溜まりやすそうだ。タンクの汚れと掃除シーンをYouTubeで見させてもらった。
面倒くさい。せっかく貯めた水を全部抜いて、高圧洗浄機で大量の水を使って洗うことの違和感が私の中で芽生えてしまう。
どうすればいいんだ⁇
有事の時、備蓄した水が底を付いた場合どうする⁇
小さなバイキング、ビッケの如く私の頭は回転する。ピコン‼︎
ビニール袋に雨水を貯めればいいんじゃ。45リットルくらいのサイズがいいかな。ビニール袋を二重にして、雨樋から雨水を貯める。口を縛って、また別の袋、また次の袋とどんどん貯めてゆく。
それを浴槽にでも置いておけばいいし、ダンボール箱があればそれに入れておいてもいい。
日本ならどんなに乾期であっても月に1〜2度は雨が降るだろう。冬季以外はむしろ雨ばかり降るから水は雨水で充分賄えるはずだ。
雨水そのまま飲んで大丈夫なのか?って思うだろうけど、多分追い詰められてる時は何も言わずみんな雨水を飲むと思うよ。昔、中学のバスケ部の夏練で水飲ませてもらえなかった時、雨が降ってきて体育館の雨樋を流れる水を飲んだ記憶がある。
本当に渇ききったら雨水くらい飲むよ。
もちろん沸騰させたり、濾過装置で濾過したければすればいい。
こう考えたら水の心配が消えた。
電気はまあどうでもいい。暗くなったら寝ればいいだけだし。街全体が停電すると月明かり、星灯り(ほしあかり)が照らしてくれる。スマホが使えなくっても大したことじゃない。暖房は燃料が切れたら窓を目貼りしてありったけの毛布にくるまってればなんとかなるだろう。
食糧はどうだ⁇
うちには小さくても庭があるから、とりあえず菜園を作ってみた。それで野菜を育ててみているのだが、食べられるまでに育つには2〜3ヶ月かかるものが多い。小松菜やほうれん草などは比較的短いのだが種を撒いてから30日はかかる。次々種を蒔かないといけない。
食べられる野草を知っておくといいんじゃないか。
これについても、一応の対策をしておきたい。また今度書くことにします!