お風呂の天井のカビとり。
【DIY礼賛】
DIYは完全に実益を兼ね備えたすごい趣味だ。
業者に頼んだら数万円かかるであろう工事が材料費だけで済むのである。そして作ったり、直したりしている間は楽しいし出来上がったら満足感でいっぱいになる。
ひとつの作業をする前に何本ものYouTube動画を観るから、それも趣味であり学びでもあり、楽しいので時間がどんどん経ってしまう。
私のYouTubeのおすすめには築古の家のDIYについての動画がほとんどだ。今は屋根の塗り替えと、床解体、あとはタイル交換の動画があがってくる。
(2ヶ月前まではひたすら自然農の動画だったけど、とうとう野菜を植える場所が無くなってしまったのでお休みしている)
道具がひとつまたひとつと増えていくのも喜びである。皮すき、かなブラシ、ハケ、タイルカッター、ヤスリ棒…まだ小さな道具しか買っていないけど、近日中にマキタのサンダーを買う予定です。
ここまでやってきたDIYは、
庭の土中にあった大量の石ころを、家の脇の道に敷き詰める。
網戸の補修。キッチン台の中に棚を作る。
ペンキ塗りシリーズ。門扉、ベランダの柵、テレビ台、キッチン台、リビングドア、トイレの壁、玄関ドア、雨戸。
【お風呂場の修繕】
そしてペンキ塗りに飽きてしまったので、今度はお風呂場に手をつけ始めた。
まずはカビだらけの天井をどげんかせんといかん。白くてうねり模様があって、こするとポロポロ破片が落ちてくる。これは珪藻土に違いない。数年前に一度ペンキスプレーで塗ってしまったことがあるけど、それはNGだったのだなぁ。珪藻土の細かな穴が湿度を吸い込む役割をしているのに、それをペンキでふさいでしまったようなものである。
無知とは恐ろしい。でも今の私は必ずYouTube大先生にお伺いをたててから実行するようにしてるので、まあまあ間違ってはいないんじゃないかな。技術は拙くとも…。
よくYouTubeにある実験、検証動画のように、お風呂カビハイター、ウタマロ洗剤、キッチンハイター、重曹水を用意してどれが一番効くのか試してみようと思った。
ところが一番最初にスプレーしたお風呂カビハイターがアワアワが付いたそばから白くなっていくのを見て、いきなりこれ一択となってしまった。
一応、ウタマロも重曹もやってみてそれなりには汚れは落ちたのだけど、お風呂ハイターの威力には敵わない。
でもそれだけ強力ということはそれだけ劇薬ということでもある。
本来は天井に向けてスプレーするのはよろしくないそうです。目に入ったら失明の危険あり。
脚立を持ってきて、できるだけ仰向けにならないよう、角度が大きくならないようスプレーした。ハイターの量が減って来ると、上向きではスプレーの威力が落ちるので3本使用した。
完璧に真っ白にするにはあともう一回はやる必要があるけど、とりあえず以前とは雲泥の差だ。母がたいそう喜んでいた。
そして…。今度はずっと気になっていたひび割れタイル補修である。これはこれまでやったことがない領域だ。
次回につづく。