いきなり糖質制限。

突然ですが、糖質制限を始めました。

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ダイエットではありません。

あるYouTubeサイトでアトピーの治し方について語られていたのですが、それは、「アトピーの人は白米食べてはいけない」というものだったのです。

 

な、な、な、なんと…💧💧💧

白米よ、お前もか‼︎

 

これまでも、油を変え、乳製品や揚げ物、白砂糖食品、小麦粉製品などを極力控え、さらには保湿も良くないということで一切のローション、乳液、クリームなどを止めた私に、今度は最後の砦とも言うべきご飯を取り上げるとは…

あまりに無慈悲。

なんと非情な宣言なんだろう。

 

アトピー治癒と引き換えにさまざまな大好物を人生から除去してきました。

その甲斐あって一年のうち8月から3月くらいまでは、まあまあ良好な肌でいられるようになりました。でも3月から8月までの5ヶ月間は主に顔と手指にアトピー症状(実際には30年以上使用してきたステロイド剤による副作用により酸化した細胞が皮膚を通して排泄されている状態)が出ます。

ステロイドを止めて19年経った今でも毎年繰り返されるのです。

 

もうほぼほぼやれることはやってる、と自覚していましたが、まだあったのですね。

それが白米を断つということでした。

 

2年ほど前から小麦粉製品もできるだけ食べないようにしてきました。

当初はかなりのショックでした。パン、ナン、スパゲティ、うどん、ラーメン、肉まん、クッキー、ケーキ、餃子、お好み焼き、たこ焼き、ドーナツ、ありとあらゆるものが小麦粉で作られているように感じたし、どれも私が大好きなものでした。

 

それをなんとか我慢できたのはご飯とお米でできた製品とお餅が私を支え励ましてくれていたからです。

 

そ…、それが……………………絶句

 

そのYouTubeチャンネルによると、食べ物を食べた時に生じる痒みを数値化した場合、白米による痒みがぶっちぎりに1位なのだそうです。

「痒みを数値化したときに、ぶっちぎりで最も痒み成分を出す食べ物が実はお米なんですね」Mitsチャンネルより

 

またもやなんという辛い別れを経験しなければならないのだろう。

私を楽しませてくれた白いご飯よ、おにぎり達よ、雑炊よ、リゾットよ、混ぜご飯よ、炊き込みご飯よ、カレーライスよ、チャーハンよ、オムライスよ、中華丼よ、親子丼よ、寿司よ、お稲荷さんよ、お赤飯よ、お煎餅たちよ…

 

今までありがとう。私は君たちと共に生きてきて本当に幸せだった。

でも、これは永遠の別れでは無いのだ。

私の身体が皮膚炎を発症しなくなる日がいずれ来る。そうしたら必ずや君たちを迎えに行くことを深く心に誓う。

 

さて、

もう食べるものが無くなっちゃう〜!と大騒ぎしたのだが、毎回「孫は優しい」食品は大丈夫ということを再確認することになる。

豆類、胡麻、わかめ海藻、野菜全般、魚、しいたけキノコ類、芋類。

こんなにも、まだこんなにも食べられるものはあるんだ。

 

糖質制限を始めて今日で3日目。

ずっと左腰あたりに炎症が起きていて痒くてたまらなく無意識に掻くものだから、綿の肌着に点々と血の痕が毎回付いているありさまだったのだが、心なしか痒みが抑えられている。

そして血糖値の急激な上昇と、インスリン出動による急激な下降というジェットコースターを降りたことにより、食べても食べてもお腹が空くという現象から解放されつつある。

 

以前デイサービスで働いていたときは、退社後「炭水化物祭り」と称するお祭りを毎晩繰り返していた私でした。

大福、おにぎり、肉まん、煎餅でとりあえずの空腹をなだめ、そのあとに夕飯を食べるという。

外食の際はいつもご飯は大盛りで注文していた私でした。

炊き立てご飯が旨すぎて、おにぎりを握っては味噌をつけて食べ続けていた私でした。

そして日本人に生まれた喜びを叫んでいた私でした。

 

これは新たな旅たちです。

なんか僧侶にでもなってしまいそう。

 

でも、いい加減この皮膚炎と縁を切らなければ。20年目の正直。

 

美味いものは他にもきっと沢山あるはず。

いざ発見の旅へ‼︎